2012年06月06日

電子カルテシステムの導入における課題

ASCII.jp:医療分野で普及が進む電子カルテシステムの課題|週刊セキュリティレポート
を読みました。

その中で課題としてあげられていたこと。

1つ目には、前述した電子カルテのガイドラインを守るため、設備面やソフトウェア面での投資、運用面での負担が大きくなることにあります。真正性・保存性の確保のために、データベースのバックアップが必要になりますし、見読性の確保のため、電子カルテへのアクセス権限に沿った認証の導入などが必要となります。

この問題が一番大きいのだろうと思います。

この問題が解決したら、
一気にいろんなことが解決する。

2つ目として、操作や閲覧性の問題があります。PCに慣れていない医師や看護師などの医療従事者の場合は、文字のタイピングに時間がかかったり、必要な情報を呼び出すのに時間がかかることが考えられます。また、表示についてはモニタの大きさという制限があるため、閲覧性をよくするためには、モニタにも費用がかかってしまいます。

操作する人の側の問題。

これは私の経験では、
導入して2〜3ヶ月くらいすると、
ほぼ解決できる問題だと思います。

私の勤める病院でも、
3月に電子カルテが導入されましたが、
多くの人がだいぶ操作に慣れてきて、
もう紙のカルテには戻れないんじゃないかと思います。


3つ目として、電子化した場合、停電時に利用できないという問題があります。大きな病院では発電装置を備えているため停電時にも使えますが、普通の診療所ではそうもいきません。

この問題は難しいです。

どの程度の規模の停電が起こるのかによっても違ってきます。

自家発電のある病院でも、
自家発電の維持は燃料の供給に依存するでしょうから、
燃料の供給が途絶えたら自家発電が停止します。

それに、
病院では他にも電気を使う装置がたくさんあって、
自家発電による発電量は限られていると思うので、
自家発電時には通常時と同じような電子カルテの利用は出来なくなるでしょう。

それから、
サーバーには自家発電により電気が供給されて、
末端のパソコンはバッテリーにより動いていたとしても、
サーバーと末端をつなぐ配線の部分にも電気が必要な場合があるので、
そのあたりのことを導入時に考慮しておかないと、
サーバーと末端は動いているのに、接続が出来ないために電子カルテが使えない、
ということも起こりえます。

posted by もり at 06:02| Comment(0) | 電子カルテ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: