2012年11月15日

マレーシアにおける遠隔医療の動向 マレーシアにおける失敗について

マレーシアは、医療の地域格差是正のために早くから遠隔医療に取り組み、1996年に発表された国家情報化政策マルチメディア・スーパーコリドー構想の重点領域の1つにもなった。その翌年には早くも遠隔医療法が制定され、日本における遠隔医療が法規制に阻まれているのとは対照的な経緯を歩んできた。しかし、遠隔医療法成立から15年経過し、当初ビジョンと現実のギャップが明らかになりつつあることから、現状とあわせて紹介する。
という記事。

マレーシアにおける遠隔医療の動向  - DIGITAL GOVERNMENT

興味深かったのは、
記事の下の方にあった、
失敗の事例。

その部分を抜粋すると、

3.失敗に終わったライフタイム健康プラン
遠隔医療を構成するプロジェクトのうち、教育サービスと遠隔診療は確実に成果をあげているが、国民1人1人の健康プランを作成するライフタイム健康プランの試みは全くの失敗に終わった。各医療機関で患者の電子医療記録を作成し、そのデータを統合して、患者の一生をカバーする電子医療記録と健康プランを提供するアプリケーションを目指していたが、保健省の発表(注6)によると、無期限の延期となっている。


個人の医療健康情報を統合するというのは、
難しいことなんだな。

この失敗の原因としては、
以下の部分が関係していると思った。

国民の電子医療記録の共有はほとんど進まなかった。都市部の病院で進むシステム化には機関を横断してデータを連携するような仕組みはなく、インテリジェント病院がそれぞれ孤立して都市部に集中するさまは、医療関連セクタ全体をマルチメディア・ネットワークで結ぶという当初のMSC遠隔医療構想の実現にはまだ遠い。

病院間をつなぐことの難しさ。

日本でも、
この辺のことがネックになるんじゃないかと思った。



posted by もり at 20:00| Comment(0) | 遠隔医療 海外 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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