2013年01月11日

電子カルテ導入後に気づいたこと

私が務める病院で、
電子カルテシステムが導入されて、
そろそろ一年たつ。

運用面でのトラブルは減り、
医師の記録や検査結果がすぐに見れて、患者さんの状態の把握が速やかにできるようになったり、
点滴の間違いが減ったり、
メリットは確実に出ているとおもう。

そんな中で、
一つ気がついたこと。

それは、
リハビリの先生に言われたことだけど、

「電子カルテで見て患者さんの情報を把握するようになったら、
看護師さんと直接話しをする機会が減りましたね。」


ということ。

これは良い事なんだろうか?

直接会って話をしたら、
カルテには書きにくいような患者さんの情報も話せるだろうし、
直接顔を見て話をすることで、
お互いの気持ちが通じ合うということもあるだろう。

看護師から、

「お願いしますね、先生!」

って、
笑顔で言われれば、
リハビリの先生も、
少しはモチベーションが上がるかもしれない。


パソコンの画面で完結してしまうコミュニケーション、
それによって不足するものを、
別の方法で補う必要があるのかな。
posted by もり at 17:28| Comment(0) | 電子カルテ導入までの記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月01日

電子カルテ今日から始動

私の勤める病院で、
今日から電子カルテが始動する。

そのことが不安な職員もいるようで、
絶対に大丈夫か?
と聞かれると私も自信が無いけど、
ここまできたら頑張るしかない。



病院内のスタッフでも、
いつもパソコンと向き合うことになる医事系の人の仕事は、
大きく変わるだろうなとは思う。

しかし看護師にとっては、
電子カルテであろうが紙カルテであろうが、
やることは普段とそんなに変わらないと思う。

単純にいってしまえば、
情報を紙のカルテから得るのか、
パソコンの画面から得るのか、
という差でしかない。

患者さんが変わるわけでも無いし、
使う薬品が変わるわけでもない。

検査などの伝票を処理するという仕事がなくなるので、
その辺はむしろ楽になると思う。



スタッフの中には、
マウスの操作もわからない人もまだいるけど、
そういう人に私がしてあげられることは特に無い。

そういう人が不安に感じるのは仕方ないと思うけど、
自分で頑張ってくださいとしか私にはいえない。

(尋ねられれば頑張って説明しようとは思う。)



開始日に愚痴るのもどうかと思うが、
これまで電子カルテ導入に関する仕事をしてきて、
嫌な思いをしたことが多かった。

その影響もあって、
電子カルテ導入までの記録を、
あまりかけなかったのかとも思う。

中でも一番嫌だったのが、
病院内の担当部署などに運用面のことなどについて聞きに行ったときに、

「その話はまだ聴いていないので、分かりません。」

というよう返事をよくされたこと。

少なくとも、

「それはまだ確認できていないので、確認しとくね。」

と、
言って欲しかった。

分からないのは仕方ないにしても、
分からなかったことに対しても何も感じていない様子だったということ。

そのような態度で、
新しい仕事が進むわけが無い。



始めのうちは私も、
電子カルテの導入に関してどのような仕事をしたらよいのか、
よくわかっていなかった。

それを分かるようにするための行動も、
少なかった。

もっと早い段階で、
電子カルテソフトをじっくり触っていればよかったなと、
反省している。



しかし、
2月になってリハーサルが始まって以降は、
猛烈なスピードでいろんなことが決まっていった。

どの部署の人も、

「その話はまだ聴いていない。」

というようなことを言わなくなった。

逆に、

「今頃言われても困る!」

というようになった。

電子カルテの導入に向けて、
リアルに感じられるようになってきたのだと思う。

そのような変化が、
もっと早く起きたらよかったのになと思う。



その変化を起こすために大切なことは、
実際に電子カルテを使って働いているところを、
早い段階でイメージできるようにしておくこと、
そしてそれを職員のなかで共有すること、
ではないかと思う。

これは、
新しいことを始める場面では、
今後も生かせることだろうと思うので、
教訓としたい。



ラベル:電子カルテ
posted by もり at 06:52| Comment(0) | 電子カルテ導入までの記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月23日

電子カルテ導入までの記録 操作訓練が始まった

病院に電子カルテが導入されるまでの記録を、
書くつもりだったけど、
さっぱり書いていなかった。

書いていないだけで、
定期的に会議には出席していたのだけど、
院内全体での話し合いというのは、
雲をつかむような話ばかりで、
書きたいと思うことがあまり無かった。



しかし、本日よりいよいよ、
電子カルテの操作訓練が始まり、
あわただしくなってきた。

今日も休日出勤で、
操作訓練に参加。

操作訓練を始めてみると、
看護部として何をしたらいいのかが、
より明確になってくる気がする。

なので、
リーダー層だけでも、
できるだけ早いうちに操作訓練を受けておいたほうが、
よかったのだろうと思う。

今となっては、
時既に遅しだけど。



今後看護部として行うべきことは、まず、
検査、薬の処方、そのほか医師指示に関して、電子カルテ上でどのように指示受けや実施をするのかという運用を考えること、
患者基本情報の入力、看護記録の記載、看護計画の立案修正、患者サマリー等の記録、などについて、実際にいつ誰がどのように行うかを決めること、
などがあると思う。

要するに、
具体的な運用について話し合う必要がある。

操作訓練がある程度進んだ段階からは、
病棟での運用についての話し合いが進みそうだなと思う。



それからほかには、
看護計画について、
病院の現状に即した計画を作成して入力している段階。

これも私の仕事だけど、
現在半分くらい入力したところ。

間に合うかな?



posted by もり at 20:25| Comment(0) | 電子カルテ導入までの記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月23日

電子カルテ導入記録 二回目

私の勤める病院で、
電子カルテの導入が進められている。

導入される電子カルテは、
日立のオープンカルテ

初回の業者との打ち合わせの後
あまり進展がなかったので、
記録することもそれほどなかったけど、
ここに来て、
業務の進行が急ピッチになってきた。

毎週月曜日には、
だいたい9時まで電子カルテのための会議があって、
その会議で参加者各自に宿題が出されて、
それを平日時間があるときに各部署に問い合わせたりして確認し、
業務フローのようなものをまとめる、
というようなことをしている。

これは病院全体に関する仕事。



そして看護部としては、
看護計画をどうするか?
看護処置項目をどうするか?
検温表の入力項目をどうするか?
病棟での看護師としての電子カルテの運用はどのようにするのか?
というようなことを話し合うのだけど、
これは現在、私がほぼ一人で考えている状態。

病棟のスタッフは、
電子カルテというものに触れるのも始めての人ばかりで、
話し合いをするにも何を話し合っていいのか分からない状態で、
雲をつかむような話し合いしかできない。

このあたりのことを何とかするために、
業者の側から何らかの提案があるものだと思っていたけど、
特になし。

結局看護師の誰かが、
イニシアチブをとらないといけない。



そこでとりあえず業者の人に、
病棟のリーダークラスのスタッフに操作デモを行ってもらえないかと、
頼んでみた。

私が口で説明するよりも、
実物を見たほうが早いだろうと思ったから。

というか、
実物を見ないと始まらないのだな、
本当は。

それに気がつくまで、
私も無駄なことを考えてたなと思う。



そのための操作デモは来週行ってもらう予定。

それを見た上で、
看護師がどのように動くか、
現状の動きはどのように変わるのか、
その変化は現実可能なものなのか、
ということなどが、
少しはみんなに考えてもらえるのではないかと思う。


これでなんとなく、
進んでいきそうな気がする。

ラベル:電子カルテ
posted by もり at 07:15| Comment(0) | 電子カルテ導入までの記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月01日

電子カルテ導入記録 第一回目の業者の方との打ち合わせ

今勤めている病院に電子カルテが導入されるに当たり、
病棟の代表として、
業者の人と打ち合わせを行った。

一回目は、
病院内で使われている帳票や伝票、書類等を集めて提出し、
その帳票類が、
電子カルテではどのような機能で運用されるのかについての簡単な説明、
それに基づいて、
電子カルテに盛り込むべき機能,
などについて、
簡単な聞き取り調査が行われた。

基本的には、
提出した帳票類を業者の方が持ち帰り、
一枚ずつさらに検討することになるだろうと思う。



病棟側の今後の課題としては、
短期的には、
今回提出しなかった帳票類がまだあれば提出すること、
長期的には、
電子カルテでも運用を継続するべき帳票類や書類、逆に、現状ではあまり使われておらず必要性の低いもの、について判断を行うこと、
が、あがった。


電子カルテ導入を期に、
記録の簡素化、不必要な書類の省略、
などを行いたいと思うけれど、
それらは、
病院監査や、病院機能評価との関係もあるので、
すぐには決められない。

その辺のことを、
事務系の人も含めて、
今後考えていく必要があるだろうと思う。

ラベル:電子カルテ
posted by もり at 06:58| Comment(1) | 電子カルテ導入までの記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月24日

電子カルテ導入記録 伝票や、書類などの整理を行った

電子カルテ導入に伴って、
ワーキンググループが結成され、
作業が開始されている。

業者との一回目の打ち合わせが、
6月中に行われる予定。

それに先立って、
病棟で運用されている伝票や書類をまとめておいてください、
ということだったので、
整理しておいた。

伝票類や書類などは、
まとめると分厚い束になり、
その一つ一つについて、
電子カルテ上での運用を考えていくとなると、
ちょっと気が重くなった。

ラベル:電子カルテ
posted by もり at 05:14| Comment(2) | 電子カルテ導入までの記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

電子カルテ導入に関して、ワーキンググループが決まった

電子カルテが導入されることになり、
業者の選定がすんで、
いよいよ導入作業が始まる。

その作業に先立って、
ワーキンググループというのが作られた。

ワーキンググループの詳細は、
看護システム、
薬剤システム、
検査・健診システム、
放射線システム、
栄養システム、
医事システム、
の6つ。

私はこの中で、
看護システムのワーキンググループの、
病棟部門の代表となった。



ラベル:電子カルテ
posted by もり at 05:09| Comment(1) | 電子カルテ導入までの記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月10日

電子カルテ導入キックオフ会前の会議に主席した

電子カルテが導入されることになり、
そのための会議がこれから頻繁に行われることになる。

昨日、
その第一回目の会議があった。


始めに少しグチを書いておくと、
電子カルテ導入にまつわる仕事は、
私の勤めるような小規模な病院では、
それを専門で行うような職員を確保することはできないので、
すべて通常の仕事に上乗せとなる。

しかもどうやら、
それらの仕事は、
仕事時間外(サービス残業)での対応になるようす。

少しいやだなと思う。


第一回目の会議の方は、
電子カルテシステムの会社の担当者がたくさんやってきて、
導入されるシステムの概要と、
導入の進め方、
それに伴って病院側で必要な準備、
などについて説明が行われた。

そこにやってきた担当の方から、
名刺をたくさんいただいた。

私(看護師)としては、
名刺をもらうという機会はほとんどなく、
返す名刺すら持っていないので、
なんか変な感じだった。


今後の進め方としては、
導入されるシステムと、
職場の各部門ごとに担当者を決めて、
具体的な話をつめていくことになる。


私の担当する看護部門としては、

看護計画などのマスタをどうするか、

電子カルテにあわせて、
看護師の記録様式をどのようにするか、

医師のオーダーから実施にいたる業務のフローが、どのようになるのかを把握して、
それがよりスムーズに行われるためにはどうしたらよいのかを考えること、

看護師のかかわる書類などはどのように管理するか、

病棟で電子カルテ関係の機器を置く場所の確保(病棟の整理整頓)

看護師への電子カルテの訓練を、どのように行うか


などの仕事が必要になってくるだろうと思う。


たいへんそうだが、
たまには看護以外の仕事も、
面白そうだとは思う。


ラベル:電子カルテ
posted by もり at 05:29| Comment(1) | 電子カルテ導入までの記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月08日

電子カルテの導入時に退職する人すらいる 電子カルテに対する看護スタッフの不安について

私が現在勤めている病院では、
数年前から電子カルテを導入すると言われ続けていたけれど、
ここにきてやっと、
導入する業者が決まりそうだ。

そうすると、
看護師の中には、
電子カルテに対する不安を口にする人が増えてくる。

電子カルテに対して、
難しそう、
というイメージをもっている人が多いからだろうと思う。



そういう不安に対して私としては、
前の病院に勤めていたときにも、
導入の段階で同じような現象を見ていたので、

「半年もしたら、

電子カルテなしではやってられなくなりますよ。」


と、
言うことにしている。

実際私が、
電子カルテの病院から、現在の紙カルテの病院に転職したときに、
紙カルテがとてもわずらわしく感じられたものだ。

それも、
半年もしないうちに慣れたけど。


電子カルテも、
慣れだろうと思う。

慣れるまでの大変さは、
変化するときには避けられないことだ。

それを不安に感じるか、
面白そうだと感じるか。



看護師の仕事では、
大きな変化というものはあまりないから、
電子カルテの導入というのはとても大きな変化のひとつだろう。

電子カルテの導入を機に、
退職を決意したりする人も、
前の病院に勤めていたときにはいたくらいだ。

しかし、
導入前には不安を口にしていた年配の看護師も、
導入後半年もたつと、
業務には支障なく使いこなせるようになっていたりした。

そんなものだと思う。

電子カルテが入ったところで、
看護師のすることの本質的な部分は、
なんら変わらない。



それから、
前向きな人からは、
電子カルテが入るまでに何をしといたらいいかな、
という質問を受けることがある。

そういう人には、
パソコンのタッチタイピングを習得しておくといいですよ、
ということにしている。

ついでに、
タッチタイピング(ブラインドタッチ)は、
こんなゲームで練習できたりするので、
オススメしたりもしている。




ラベル:電子カルテ
posted by もり at 06:57| Comment(3) | 電子カルテ導入までの記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする