2010年09月26日

医療情報戦争: 電子カルテとゲノムを巡る戦い(1)

医療情報戦争: 電子カルテとゲノムを巡る戦い(1)
という記事をよんだ。

http://opinion.infoseek.co.jp/article/1041

その中に記載されていた、
電子カルテに関するコメント。

私が勤務した病院では、IBMや富士通の電子カルテを使っていたが、あまり良い印象がない。鑑別診断を挙げるような診断補助機能があるわけではなく、院内で蓄積されたデータを用いて、医師が研究できるわけでもない。いわば、「ワープロ」に過ぎない。これでは、いくら政府が頑張っても、電子カルテは普及しない。

という部分は、
確かにそうなのだろうと思う。

医療情報が電子化されても、
それを利用する部分まではまだまだこれからという感じがする。


この記事の内容は、
ゲノムビジネスについてだけど、
日本は遅れているということ。

その点で進んでいるのは中国で、
個人情報なども国が管理しているのだろうから、
進めやすいのも当然だろうと思った。

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2010年07月28日

UNISIS(ユニシス) 「UniCare(ユニケア)」

UNISIS(ユニシス) 「UniCare(ユニケア)」

http://www.unisys.co.jp/unicare/module/

ラベル:電子カルテ
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NEC 小規模病院向け電子カルテシステムをSaaS型で提供する 「MegaOakSR for SaaS」

NEC 小規模病院向け電子カルテシステムをSaaS型で提供する
「MegaOakSR for SaaS」

http://www.nec.co.jp/press/ja/1005/1001.html


特徴は、

1、低価格で短期導入が可能なSaaS型電子カルテシステム

「MegaOakSR for SaaS」は、医師が記録した患者の症状・所見や処方・検査結果等のカルテ2号紙を中心とした「診療機能」、処方・注射・検査オーダ等の「オーダ機能」、入院患者の経過表や看護計画・指示実施管理等の「病棟機能」など、小規模病院の電子カルテ・オーダリンク・看護のサービスをSaaS型で提供。
システム導入・運用コスト(TCO)は、従来のSI型に比べ、5年間トータルで最大30%低減可能(NEC試算)。システムの運用はデータセンターで行うため、医療機関では当システム専用のスペースや要員の確保が不要となり、負担を大きく軽減できる。本サービスは最短2ケ月で利用が可能であり、業務改革のスピード化につなげられる。



2、診療データの標準化に対応する国内初の電子カルテシステム

本年3月31日、厚生労働省から『保健医療情報分野の標準規格として認めるべき規格について』(医政発0331第1号)が発せられている。「MegaOakSR for SaaS」は、この通知に基づき、標準コード(医薬品HOTコードマスター、ICD10対応標準病名マスター)の採用や、患者診療情報提供書及び電子診療データ提供書に対応する。さらに、標準臨床検査マスター(JLAC10)や、データの標準的な格納形態であるSS-MIX(注5)標準化ストレージにも対応。標準コードの更新作業等は、データセンター側で一括して行う。



3、地域医療連携ネットワークサービス「ID-Link」が即時に利用可能

NECが提供する地域医療連携ネットワークサービス「ID-Link」は、地域に分散した診療情報について患者番号(患者ID)をキーに統合して共有するサービスである。本サービスの利用にあたり、従来は各医療機関に診療情報公開用のゲートウェイサーバを設置する必要があった。「MegaOakSR for SaaS」では、そうしたサーバの設置は不要となり、データセンター側で設定を行うだけで「ID-Link」に接続することが可能となる。これにより、地域医療連携ネットワークサービスに低コストかつ迅速に加入できる。


ということ。
ラベル:電子カルテ
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富士通 大・中規模病院向け成長型次世代電子カルテソリューション 「HOPE/EGMAIN-GX」

富士通 大・中規模病院向け成長型次世代電子カルテソリューション
「HOPE/EGMAIN-GX」

http://pr.fujitsu.com/jp/news/2008/07/7.html


現場で利用する医師・看護師を中心とした医療スタッフが直感的に操作できることを目指して画面デザインを一新し、電子カルテの持つ表現力を大幅に向上させたほか、プロセスパス機能(注3)を始めとした、現場で要求されるきめ細かい機能の充実を図りました。

また、FXと同様に、成長型電子カルテソリューションとして、お客様で構成するユーザーフォーラム「利用の達人」(注4)において検討された新機能をレベルアップサービスとして定期的に提供していきます。


と、いうことで、
特に、
新機能のレベルアップサービスというのは、
いいなと思う。

今後、電子カルテは、
病院ごとのカスタマイズから、
定期的にヴァージョンアップしていくタイプに、
変わっていくのだろうと思う。

ラベル:電子カルテ
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ワイズマン 電子カルテシステムER

ワイズマン 電子カルテシステムER

http://www.wiseman.co.jp/medical/products/er_merit.html

医師や診療科毎のセット入力、過去の履歴をもとにしたDo入力などドラック&ドロップの簡単操作でオーダー入力が可能です。

相互作用や極量、病名などの重複チェックや、確認必須の指示内容チェックでオーダー間違いを未然に防止します。


という部分は、
役に立ちそうだと思った。

ラベル:電子カルテ
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2010年07月26日

診療所向け電子カルテ ユニカルテ

レセコン一体型、診療所向け電子カルテ「ユニカルテ」、
の記事。

http://techtarget.itmedia.co.jp/tt/news/1007/23/news03.html


「勤務医時代とは異なり、開業するとレセプト請求などの医療事務も行わなければならない。診療所にはレセコン一体型の電子カルテの方がより適している」
と、
この電子カルテを製作している会社の代表取締役の方が言っている。


電子カルテは、
実際に導入して使ってみないと、
本当の使い勝手がわかりにくいと思う。

業者のデモなどを見ても、
本当にそれがその医療現場に適しているのかは、
なかなかわからない。

同じシステムを使っている病院の様子などを、
見聞できたらいいなと思う。



医療情報 電子カルテ関連書籍

ラベル:電子カルテ
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電子カルテシステムと、ナースコールシステムを連携させる「HOPE-UC連携ソリューション」

ケアコムは7月15日、「国際モダンホスピタルショウ2010」で、富士通の電子カルテシステムと、ナースコールシステムを連携させる「HOPE-UC連携ソリューション」を参考出展した。
ということ。

http://techtarget.itmedia.co.jp/tt/news/1007/22/news04.html


この製品では、
電子カルテシステムを中心に、医師からの指示変更や看護師からのメッセージを、ほかの医師や看護師へ送信することが可能となる。通知される情報の項目は、検査結果、緊急情報を予定しているという。
とうこと。

こういうシステム、
もっと早くできたらよかったと思う。

今まで、
医師が看護師に何かを急にやってもらいたいときは、
電子カルテにその内容を記載して、
それから、
電子カルテに新しい指示を書いたことを、
看護師に電話で連絡していた。

二度手間だ。

このシステムは、
そういう問題を何とかしてくれるものだろうと思う。



すでに導入されているシステムに、
後付けできるだろうか?



医療情報 電子カルテ関連書籍
ラベル:電子カルテ
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2010年07月08日

看護師にとって使いやすい電子カルテとは5

看護師にとって使いやすい電子カルテとは、
その5回目。

今回は、
使ったことのある人にしかわかりにくいことなのだけど、

過去の情報が見やすいかどうか、

ということにつて。



パソコンの強みとしては、
大量の情報をいつまでも正確に残すことができる、
ということがあると思う。

そして、
過去の情報に、
いつでもすばやくたどり着くことができる。

しかしそれは、
情報がどこにあるかが正確にわかっている場合に限られるのだな。

たとえば、
同じパソコンを何年か使っていると、
どのフォルダにどの情報をしまったのか、
フォルダに上手に名前をつけておかないと、
まったくわからなくなることがある。

いくつもいくつもフォルダを開けて調べたり、
関係していそうな単語で検索をかけたりする。

それと同じようなことが、
電子カルテでも起こるのだ。



電子カルテでは基本的に、
患者さんの名前と日付で、
情報が分類されることになると思う。

いつだれに何をしたか。

なので、
誰にの部分はすぐにわかっても、
「いつ」の部分がわからないと、
必要とする情報にたどり着くのが難しくなることがある。

そしてパソコンの場合、
この「いつ」の部分を、
正確に、「何年の何月何日」と、
指定する必要があるのだな。

紙のカルテの場合、
もうすこしあいまいな記憶から、
だいたいこの辺だったな、というところをぺらぺらめくりながら、
過去の情報を探すことができる。

もちろんパソコンの場合でも、
だいたいこの辺だったなと、画面を見ながら探していく作業が、
できることはできるが、
紙と比べて非常にやりにくかったりする。

具体的には、
スクロールバーを延々下のほうに押し下げて、
目をさらにして画面を見つめていなければならない。



そのあたりのことは、
開発側もある程度認識しているようで、
情報にタグをつけるような形にして、タグで関連付けた情報だけを呼び出せる、
という仕組みがあったりするけど、
その仕組みが実際に現場で有効に働いてくれるかどうかは、
使ってみないとわからない。

フォルダの名前をつけるように、
タグ付けを上手に行えるかどうか、
という問題もあるし、
はじめのうちはよくても、
情報量がすこし増えるととたんに効率が落ちる、
ということもあるだろう。




前勤めていた病院で、
電子カルテに向かいながら、

「電子カルテにもグーグルが入っていたらいいのにな。」

と、思ったことが、
何度もあった。




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看護師にとってよい電子カルテとは4

看護師にとってよい電子カルテとは。

四つ目は、
患者さんの内服薬の切れる日がわかりやすいかどうか?
という点を上げたいと思う。

内服薬を医師が処方する場合、
紙のカルテだと、
処方箋に何日分と書いて処方するので、
それを元に何日まで薬があるのかを判断することになる。

そんな内服薬が患者さん一人当たり数種類。

患者さんが50人いたとすると、
だれだれに処方されたなになにという薬がなくなる日はいつか、
という情報が、
数百パターン発生することになる。

そこまで膨大な情報になると、
紙のレベルでは把握不能。

なので入院中は、
たとえば水曜日に、
入院している患者さん全員の薬がいっせいに切れるように処方日数を調節したりする。

そうすると、
医師は水曜日ごとに一週間分処方すればいいので、
誰の薬がいつまであるか、
ということを覚えておく必要がなくなる。


それでも、
数日間だけ処方したい薬や、決められた曜日以外で処方した薬がある場合、
薬のなくなる日がそろわないことがあって、
そのことに医師が気がついていないと、
患者さんの飲むべき薬がない!
ということが起きたりする。

そういうことになると、
実際に薬を飲ませる立場の看護師としても困るので、
薬の切れる日は看護師が把握しておいて、
医師に、

「先生、定期処方の日まで4日分薬が足りませんので処方してください。」

とか、

「先生、ガスターは飲みきったら終了でいいですか。」

などと、
医師にお伺いを立てたりする。

その手間が、
けっこうめんどくさいのだな。

看護師としては、
いろんなところにメモを貼り付けたりして、
忘れないような工夫をしなければならないし。



なかには、
なぜかほとんどの薬をばらばらに処方する医師がいたりして、
そういう医師は、

「あの先生は薬をばらばらに出す。」

と、
影で言われて、
看護師からはかなり厄介がられたりする。

そういう医師は、
看護師から、

「先生薬切れますよ。」

と、
なんどもなんども言われるはめになり、
それは自分で招いた結果のはずなのに、
言うとうっとうしそうにしたりすることがあるので、
こちらとしても言いにくかったりする。



そこで電子カルテに、
薬を処方した日数が経過する前に、処方は継続してよいのか中止するのかを、自動で医師に聞いてくれるような仕組み、
があったらいいなと思う。

まあ、そこまでのことが難しいとしたら、
せめて、
処方された薬が切れる日がわかりやすい仕組み、
が、なにかあるといいと思う。

そういう仕組みがあると便利だということは、
現場の人間にしかわからないことだと思うので、
そういうところに気を使えている電子カルテは、
現場のことに気を配られた使いやすいシステムだろうと思う。




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2010年06月27日

看護師にとってのよい電子カルテとは3 指示の変更がすぐにわかるかどうか?

看護師にとってのよい電子カルテとは。

3つ目項目の今回は、
医師が指示を出したときや、
今まで出していた指示を変更したときに、
それがわかりやすいかどうかについて。



電子カルテで発信される医師の指示というのは、
患者さんの状態に合わせて刻々と変更される。

その変更が電子カルテにすぐに反映されるということは、
ほとんどの場合クリアされていることだと思うけど、
(クリアされていなかったら怖くて使えない)

その変更を看護師がすぐにキャッチできるようになっているか?

という点も、
重要なところだと思う。



紙のカルテだった場合、
カルテに、指示変更あり!みたいな印をつけて、
ほかのカルテとは別の場所におく、
などのルールで、指示の変更が看護師に伝えられるようになってい田と思う。

それが電子カルテの場合は、
パソコンに向かって電子カルテのページを開いてみるまで、
その変更がわからない。

変更があった患者さんの名前のところには、
パソコンの画面上でしるしが表示されるという工夫もあったけど、
それでもやはりパソコンの画面をのぞかないと、
そのしるしを見つけることはできないわけで、
紙のカルテよりも確認はしづらくなる。



そのような問題を解決するために、

緊急の指示は、医師が直接看護師に電話連絡する、

というようなルールもつくられたりしたが、
何人かの医師には、そのルールも守られることはなかったし、
緊急指示を出すときにはそもそも医師も忙しいので、
看護師に電話連絡をしている暇もなかったりする。



この問題により、具体的には、
点滴の変更があったことを知らずに、患者さんのところで変更前の点滴のバーコードを入力をしようとしてできず、すごすごと引き返してきたことが、
何度かあった。
(間違って投与されることはないけど、点滴は破棄することになる。)


これが、内服薬や座薬などの場合だと、
患者さんとのバーコード認証はないので、
医師の指示変更に気がついていなければ、
誤投与、
ということになる。



この問題にたいしてどのような配慮がなされているか、

これも、
看護師にとって使いやすい電子カルテを考えた場合に、
重要な要素のひとつだと思う。





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ラベル:電子カルテ
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NEC、三洋電機、シーエスアイ(CSI)地域医療連携ソリューション事業において協業

NEC、三洋電機、シーエスアイ(CSI)の3社は6月25日、地域医療連携ソリューション事業において協業することを発表した。
ということ。

http://japan.cnet.com/news/service/story/0,3800104747,20415788,00.htm

地域医療連携ソリューションは、電子カルテシステムと、地域医療連携ネットワークサービスID-Link、電子カルテシステムをID-Linkに接続して診療情報を公開するのに必要な機能をあらかじめ組み込んだ専用サーバ(診療情報公開用サーバ)の3つで構成される。

電子カルテシステムは、大規模病院向けにNECが「MegaOakHR」、中小規模病院向けにCSIが「MI・RA・Is シリーズ」、診療所向けに三洋電機が「Medicom-DP/X、Medicom-HR」をそれぞれ提供する。



病院の規模ごとに強みを持った三社が協業することは、
メリットがあることなのだろう。




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2010年06月26日

看護師にとってのよい電子カルテとは2 PDAは使えなかった

看護師にとってのよい電子カルテについて考えてみている。

今回は二回目。

前回は、
電子カルテのためのパソコンは、
できるだけハイスペックのものがよいということについて述べたつもり。

http://enkakuiryou.seesaa.net/article/154039962.html

今回は、
看護師がこれまたよく使うことになるだろう、
PDA(携帯情報端末)のことについて、
すこし書いておきたいと思う。



PDAがあれば、患者さんの情報を患者さんの下で即時に入力できる!

と、
電子カルテ導入当初は驚いたものだった。

しかし、
操作性の悪さや、
PDAから入力できる情報が限られていたこと、
PDAからログインして、ログアウトを忘れた場合に、自分のIDにロックがかかり、パソコンからのログインができなくなること、
PDAは入力のみの利用で、患者さんの情報などへのアクセスは一切できない、
などの事情があって、
導入直後から、
ほとんど使われなくなってしまった。

結局、
患者さんに点滴するときに、患者さんの情報と点滴の情報を入力するバーコード読み取り、
のためだけに、
PDAが使われることがほとんどだった。


これが、
2008年のこと。

携帯末端は、
今よりも高額であったろうけど、
その程度しか利用価値のないものを電子カルテ導入とセットで買わされて、
詐欺みたいなものだなと、
個人的には思ったりしていた。


あれから少し時間がたったので、
少しは改善されているかな、
とも思うけど、
値段ほどの価値があるものになっているのだろうか。


患者さんの情報を参照することは無理としても、
電子辞書としての機能や、
せめて電卓とタイマーぐらいはつかえるようになっていたら、
まだましかなと思う。


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ラベル:電子カルテ
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2010年06月22日

看護師にとってのよい電子カルテとは1

看護師にとってのよい電子カルテとは。

以前勤めていた病院で、電子カルテ導入にかかわり、
現在勤める病院で、またまた電子カルテ導入にかかわることになったので、
看護師として考える、
電子カルテの重要なポイントについて、
記事にまとめておこうと思う。


まず、
電子カルテの重要なポイントとしては、
システムの安定性とか、
セキュリティの問題とか、
病院レベルではそういう話になってくると思うけど、
看護師の視点としては、
現場で使いやすいかどうか、
という点がもっとも大切になると思う。



そして、
その使いやすさの一番のポイントは、
電子カルテを閲覧できるスピードだと思う。



たとえば電子カルテで、
新たなページを開くのに5秒、紙カルテに比べて時間がかかったとして、
患者さんの情報を得るためには複数のページを見る必要があるから、
一人の患者さんにつき、一日に10ページほど開くとして、
5人の患者さんを受け持っていたら、
250秒のロスが発生することになる。

それから、
電子カルテを見るためにはログインする必要があり、
セキュリティのためには、離席のたびにログインをしなおす仕組みがついていたりして、
(一定期間操作が行われないと自動的にログアウトされる仕組み)
看護師は仕事的にしょっちゅう離席することになるので、
そのたびにログインしなおしているとしたら、
その時間のロスもかなりでてくる。


それらを一日10分として考えてみると、
看護師の時給を2000円くらいとして、
計算を簡単にするために、一日に6人の看護師が働いているとして、
一日で時給一時間分のロスが全体で発生することになる。

年間にしたら365×2000円。

約72万円。
(これは、閲覧にかかる時間のみを考えた場合で、
入力などが紙と比べて遅くなることについては、
考慮していません。)


看護師レベルでこの金額だから、
看護師よりも多くの時間を電子カルテに向かうことになり、看護師よりもこう時給の医師においては、
もっと大きな損失となる可能性があるだろうな。



それに電子カルテは、
導入したあとにデータがどんどん増えるので、
その反動でパソコンの駆動がどんどん遅くなる宿命にある。



なので、電子カルテを導入するときには、それを動かすためのパソコンについて、
できるだけ高いスペックのものにする必要があると思う。

それは、
導入段階ではそこまで必要ないんじゃないかと思うくらい、
高機能のパソコンであったほうがよいと思う。



ここでケチると、
時間的ロスの発生とともに、
使う側が大きなストレスを受けることになるだろう。





付け加えとして、
以前勤めていた病院では、
電子カルテに、ログインを手っ取り早く行うためと思われる指紋認証装置がついていたけど、
認証がうまくできずに何度も指紋入力を繰り返したりすることがあり、
よけいに時間がかかりして、
誰も使っていなかったのを記憶している。

多くの人が何度も使うので、
読み取りセンサーがすぐに汚れてしまい、
認証がうまくできなくなるのだろうと思う。

それから看護師は、
手あれなどがひどい場合があるので、
そういう場合も指紋認証ができなくなることがある。




電子カルテ関連書籍
ラベル:電子カルテ
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2010年05月31日

共通電子カルテへについての議論

「共通電子カルテ」は、より良い(安くて質の高い)医療のための手段であって、目的ではない。では、いかなるメリットがあるのか。
という書き出しで始まる記事。

http://agora-web.jp/archives/1018552.html

記事内容は、
孫正義氏の提唱する、

1.カルテが共通化されていれば、医師から医師へのコンサルトが瞬時に可能になる

2.検査数値や画像データが共有化されているから、他の医療機関を受診するたびに再検査をする必要がなくなり、コストが安くなる

3.患者宅からデータを送信することで遠隔診断ができる


という三つのポイントへの反論。



そしてこの記事には、
更なる反論がトラックバックされていて、

http://blog.livedoor.jp/ap_09/tag/%E9%81%A0%E9%9A%94%E5%8C%BB%E7%99%82

私にはこの反論のほうが正論に思えた。



電子カルテや、遠隔医療そのものには、
医療を劇的に改善するほどの力はないかもしれないけど、
全否定するほど無駄でもないと思う。

よりよくするためのひとつの道具。



遠隔医療 医療情報書籍 アマゾンインスタントストア


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2010年05月18日

医療情報システム安全管理評価制度 プレミス(PREMISs)

医療情報システム安全管理評価制度 プレミス(PREMISs)とは、財団法人医療情報システム開発センターが認定する制度で、医療機関の情報システム厚生労働省の「安全管理に関するガイドライン」への準拠性を第三者が客観的に評価する制度。医療情報システムの利便性、安全性A〜AAAまでの評価があり、現在第1号認定機関として、名古屋第一赤十字病院がAを取得している。

プレミス認定を支援するサービス

http://journal.mycom.co.jp/news/2010/05/17/008/


http://www.fjb.fujitsu.com/news/release/2010/100514.html
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2010年05月11日

小規模病院向けSaaS型電子カルテシステム

日本電気(NEC)は10日、100床以下の小規模病院向けに電子カルテシステムを提供するSaaS型サービス「MegaOakSR for SaaS」(メガオークエスアール フォー サース)を発表した。7月から販売を開始、12月から提供を開始する。
ということ。

http://www.rbbtoday.com/article/2010/05/10/67526.html

同社によれば「MegaOakSR for SaaS」は、厚生労働省標準規格で定められた診療データの標準化に対応した、国内初のSaaS型電子カルテシステムとのこと。

SaaS型サービスでは、
回線速度とか、
ネットワークの障害時の対応などを、
考慮しないといけなくなるのだろう。


図解でわかるSaaSのすべて

図解でわかるSaaSのすべて

  • 作者: 山谷 正己
  • 出版社/メーカー: オーム社
  • 発売日: 2009/05
  • メディア: 単行本




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2010年02月19日

医療現場向けタブレット型モバイルパソコン

パナソニックは2月17日、消毒薬に強く、拭きやすい形状をしたタブレット型モバイルパソコン「TOUGHBOOK(タフブック) H1シリーズ」として「CF-H1」を発表した。医療現場での使用を想定している。4月22日に発売する。価格はオープン。
ということ。

http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000056025,20408732,00.htm
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2009年11月12日

電子カルテはパッケージ型へ

「顧客満足度を高めるため」。富士通のヘルスケアソリューション事業本部の貴田武実本部長代理は、電子カルテ・ソフトに対するカスタマイズ要求を原則受け付けず,ユーザーにパッケージをそのまま利用してもらっている理由をこう語る。
ということ。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Watcher/20091104/340061/

電子カルテの導入時には、
カスタマイズできるものを選ぶか、
パッケージされてカスタマイズできないものを選ぶかという問題が発生すると思うけど、
記事を読む限り、
パッケージ型が主流になりつつあるのだろうと思う。


理由は、
カスタマイズを一つ一つやっている余裕がなくなった、
ということと、
カスタマイズをやっても顧客の満足はそれほどあがらないことに企業側が気づいた、
ということらしい。

これは逆に言えば、
パッケージ型の電子カルテもそろそろ成熟してきて、
カスタマイズしなくてもある程度使えるようになった、
ということなんじゃないかとも思った。
(ユーザー会などから意見を貴意いて、開発は続けられるそうだけど。)


以前勤めていてた病院では、
富士通のソフトをカスタマイズしながら使っていたと思うけど、
現場の意見がソフトに反映されるまでに、
かなりの時間がかかったと思う。

思ったように改善されなかったりもしたし。







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2009年07月20日

富士通の地域医療ネットワークシステム HOPE/地域連携

「国際モダンホスピタルショウ2009」で富士通は、電子カルテシステム「HOPE/EGMAIN-GX」や、同システムとシームレスに連携する地域医療ネットワークシステム「HOPE/地域連携」などを展示していた。

http://www.rbbtoday.com/news/20090718/61326.html



「HOPE/地域連携」の活用により、(1)インターネットに接続した端末があれば連携先から紹介患者の情報を費用負担なく閲覧可能、(2)診療情報提供書では伝えきれなかった情報も、カルテを見せることにより正確に伝えることが可能、(3)電子カルテシステムに記載した情報を公開することにより、医師の書類作成業務を軽減、(4)重複する検査や処方などを削減し、患者の負担を減らすことで医療費抑制に貢献、といったメリットがあるという。


電子カルテのシェアは富士通が日本一らしい。


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携帯電話やパソコンで外来の混雑状況を確認できるシステム

診察の予約をする際に携帯電話やパソコンで外来の混雑状況を確認できるシステムを、電子カルテ販売大手「シーエスアイ」(本社・札幌市)が開発した。道内2医療機関が8月から採用する方向だ。道地域医師確保推進室は、こうしたシステムの開発・導入例について「道内では聞いたことがない」としている。

同社によると、同システムでは、医療機関ごとに予約データを管理し、30分程度で更新。患者がネットを通じて診察予約をする際、すいている場合は「○」、あらかじめ設定した受け付け枠の残りが少ない場合は「△」、枠が埋まった時には「×」で表示する。○と△が出た時は、そのまま予約操作に入れるようにして、入力後には確認用の電子メールを患者に送信する。また、薬剤切れが迫っていることを患者に電子メールで連絡することも可能という。

ということ。




特に最後の、
薬剤の切れが迫っていることを患者に電子メールで連絡するシステムは、
入院患者さんの薬の管理をするときに、
主治医に患者さんの薬の切れを知らせてくれるように使えたら、
便利だろうと思った。

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